【この記事は、3泊4日の長崎旅行記全9記事のうちの7記事目です。】
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3日目の予定プラン
3日目は長崎駅へと移動し、そこからグラバー園・大浦天主堂・眼鏡橋・出島を巡る予定です。
当初予定していたのは、西登山口から諫早駅前、諫早駅から長崎駅までバスで移動する手段です。
ただし、乗り換えが必要なのと、バスで酔ってフラフラだった思い出の残る諫早駅バスターミナルのことを考えると、
少し時間は早くなるのですが、直通の特急バスを利用することにしました。
バスで長崎駅まで
旅館「ゆのか」から小浜バスターミナルまでは徒歩4分。
小浜バスターミナルの出発時間は9:34。
9:20頃にチェックアウトしようとすると、先客がいて中々チェックアウトが終わらず。
まさかの10分くらい経過。中々領収証が発行されなかった模様。
チェックアウト時にその部屋の領収証を印刷している感じでした。(遅かった要因は割引がなんとかかんとか・・・)
自分の場合はすんなりと印刷されました。
ようやくチェックアウトの番になったときにはすでに9:30を過ぎていました。
急いでゆのかを後にします。
スーツケースを引きながら小走りで小浜バスターミナルへと向かいます。
時刻を見るともう9:34。
でも心の中ではどこか、
「どうせバスは少し遅れてくるだろうから大丈夫だろう」
という思いがありました。
そんな思いもつかの間、なんと、長崎県営バスのリムジンバスが自分を追い越していきます。行き先を見るとなんと「長崎駅前」行き。乗ろうとしていたまさにそのバスでした。
猛スピードで追い抜かれていきます。
100mほど引き離されてしまい、バスは小浜バスターミナルへ停車するため、右折しました。
ここでバスに乗り遅れたら、待ちぼうけをくらいます。
そうなると、
西登山口バス停10:29発の「諫早駅前」行きに乗車し、諫早駅前11:25着、
諫早駅前11:37発の「長崎駅前」行きに乗車し、長崎駅前12:29着
となります。
全力ダッシュで小浜バスターミナルへと向かいます。
「これ間に合うのか??」
と疑問に思いながらも、足は加速。
小浜バスターミナルに停車していた通常の路線バスの運転手さんに、目配せで「後ろのバスだよ」と言われながら急いでみると、乗車待ちの列が。
まだ乗車中だったのでなんとか間に合いました。
スーツケースを持ったまま乗車しました。整理券をとって乗車します。
(ぎりぎりに到着したので、車体下にスーツケースを入れられるのかは不明です。長崎駅到着時、スーツケースを取り出している人はいませんでした。)
車内は4列シートタイプ。隣に人が座るような混雑状態ではありませんでした。
小浜バスターミナルは9:37に発車。3分遅れでした。
途中のバス停では何人かが乗車してきましたが、観光客なのかは不明です。長崎駅前までの特急バスということで、地元の方が利用しているのかなと思いました。
それでもバスは全く混雑はしませんでした。
▲途中の「愛野展望所」バス停。曇っていました。
多くの人は、1つ前の中央橋でおりていきました。
▲長崎駅前には11:02着。11分遅れでした。
小浜バスターミナルから長崎駅前の乗車料金は1,450円。下車する際に整理券と一緒に払いました。
小浜温泉エリアから長崎駅まで直通バスでアクセスできるのは便利です。
ところどころ寝ていました。
長崎駅前の「SEATTLE’S BEST COFFEE」でチャイラテ休憩
本日の宿は稲佐山の方にあります。後で路線バスでアクセスします。
まずはスーツケースをコインロッカーに預けます。1,000円札を100円玉10枚に交換できる両替機もありました。
コインロッカーはわかりやすいところにあります。スーツケースが入るロッカーは600円でした。400円のもありましたが入らず。
コインロッカーの前には両替機があったので助かります。1,000円札を崩して100円硬貨6枚を600円を手に入れます。
ここで一旦休憩。
休憩なしでいくと、疲れちゃってオーバーペースになるので、長崎駅改札目の前にある「SEATTLE’S BEST COFFEE」でアイス、チャイラテを飲みました。
▲窓際に座れば、ホームを眺められます。
今日行くところ(予定)を確認。
- グラバー園
- 大浦天主堂
- 眼鏡橋
- 出島
路面電車で移動します。
路面電車は1日乗車券があります。
今回はモバイル1日乗車券500円を利用しました。
アプリをダウンロードして、そこでクレジットカード決済または携帯料金と一緒に支払えます。
これなら携帯の画面を見せるだけで乗り降りができます。
グラバー園
まずはグラバー園(石橋電停)を目指します。
路面電車に乗るために、歩道橋の階段を登ります。
歩道橋の上からの景色は中々のものです。街中に車と路面電車が走っています。
路面電車を使います。路面電車は4系統あるので、乗り間違えないように注意が必要です。
中々最初は行き先だけみても目的地に行くのかがわかりません。路線図を確認しながら乗車します。
結構頻繁に運行されているので、うっかり間違って乗ってしまいそうです。
▲路面電車が今どこを走っているのかがわかります。
崇福寺行きに乗車しました。
- 長崎駅前〜新地中華街
- 新地中華街〜石橋
新地中華街で乗り換え、反対側のホームに乗り換え、石橋行きに乗車しました。
車内は修学旅行と思われる中学生が沢山のっていたので混雑していました。
小銭130円を準備する賑やかな声が響き渡っていました。小銭を準備するのは面倒くさいですよね。
中学生集団は大浦天主堂で降りていってめちゃくちゃ空きました。
▲終点の石橋電停で下車。
グラバー園に行くには、石橋電停からも行けますし、大浦天主堂電停からも行けますが、
グラバースカイロードという斜めに進むエレベーターに乗って行きたかったので、石橋電停から行くことにしました。
エレベーターは地元の足にもなっているのだとか。確かに、地元の方も利用していました。
エレベーター内からは丸い窓があり、そこからは景色も見れます。
▲5階に到着して歩道を進むと3匹猫がいました。そのうちの1匹。
さらにエレベーターに乗り込みます。グラバー園は3階で降ります。
▲エレベーターを降りると見晴らしが良いです。天気はあまりよくありませんが。
▲グラバー園入口(第2ゲート)にやってきました。入場料金は大人610円です。
▲入って早々、鯉が泳いでいる池があります。餌のガチャガチャがあるので、鯉に餌を上げることができます。
園内は旧グラバー住宅や旧リンガー住宅など当時の住まいを見ることができます。
▲旧三菱第2ドックハウス内。
▲旧ウォーカー住宅。
▲旧リンガー住宅(国指定重要文化財)
▲旧オルト住宅(国指定重要文化財)
▲旧グラバー住宅(国指定重要文化財で明治日本の産業革命遺産)
肝心のグラバー邸は耐震補強工事を行っていて見学はできませんでした。これは残念。
ここは残念。また今度きたらみたいですね。(入場するときに旧グラバー住宅は工事中の旨、伝えられていました。)
見学ルートは記されており、そんなに迷うことはないと思います。
石橋電停から入場すると、園内は基本的に下り坂で進むことができるので足への負担を考えてもおすすめです。
グラバーさんの名前も知らなかったのですが、どこかの館内に漫画でわかるグラバーさんの展示があり、そこでグラバーさんについての理解を深めました。(漫画も全部は読んでいませんが。)
▲グラバー園からは港に停泊している豪華客船が見えました。大きいです。
▲グラバーさんの像。
▲最後は長崎伝統芸能館内を通過して終了です。
▲長崎くんちで使われる御神輿が展示されていました。
グラバー園はじっくり見ていると時間がかかります。
1時間30分くらい見学していました。
「長崎レストランマリア館」で昼食(ちゃんぽん)
エネルギー切れだったので昼食をとることにしました。
グラバー園を出ると、右手には大浦天主堂があります。
左には地下1Fがレストランの「長崎レストランマリア館」があり、そこでちゃんぽんが食べられるということでそこに入りました。
▲長崎ちゃんぽん880円。量が多かったです。豚肉・きゃべつ・もやし・エビ・きくらげ・ピンク、緑のかまぼこなどが入っていました。
やはり麺は昨日の小浜ちゃんぽんと同じように不思議な感覚でした。
味的には昨日「よしちょう」で食べた小浜ちゃんぽんの方が好みでした。
▲長崎レストランマリア館 店内の様子。当日は20人くらい利用していました。かなり広いお店。
大浦天主堂
エネルギーを補給したところで、目の前にある大浦天主堂に入ります。
入場料金は1,000円と高め。
急な階段をのぼると、最初に教会内に入ります。教会内は写真撮影禁止です。
教会内を説明するアナウンスがあるので詳しく知ることができます。
これで終わりかと思ってびっくりしましたが、見学場所がありました。
▲大浦天主堂 キリシタン博物館へと続きます。ここの館内も写真撮影は禁止です。
どんな事が起こったのか学べて良かったです。
眼鏡橋
大浦天主堂電停から5系統「蛍茶屋行」に乗車して6電停目、「めがね橋」電停で下車しました。
右に進むと、川が流れていていくつも橋がかかっています。
▲各橋には名前がついています。
ようやく見つけました。「眼鏡橋」。
水面に反射して眼鏡の形になっています。
▲眼鏡橋を身近で。
▲東新橋まで行って、引き返しました。
▲川沿いを歩けるんですね。
眼鏡橋は一度は見ておきたいスポットだったので来てよかったです。一度見ればもういいかなという感じですが。
近所の方の犬の散歩コースになっていました。
最後は出島へと向かいます。
出島
めがね橋電停から5系統「石橋行」に乗車し、新地中華街電停で乗り換え。
▲1系統「赤迫行」に乗車して1つ目、出島電停で下車しました。
出島がどっち方向なのかわからず、いま乗車してきた路面電車の進行方向に対して左へと向かいました。
すると間違っていました。海岸にたどりつきました。ここには海岸沿いのお店が広がっていました。
間違っちゃったけど、良い景色が広がっていたので良し。
反対側へ出島を探します。
▲すると、電停目の前が出島の入口でした。人が入っていく様子がなかったので先程は全然気づきませんでした。
入場料は大人510円です。
▲出島内の景色。各屋敷で展示物があります。
出島にはミニ出島がありました。
▲日時計
階段を上るのがきつかったです。
今日の宿「大江戸温泉物語 清風」へ
▲路面電車で長崎駅前に戻ってきました。
コインロッカーに預けていた荷物を取り出し、路線バスで今日の宿「大江戸温泉物語 清風」へと向かいます。
ホテル清風の宿泊レビューへと続きます。
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