【この記事は、3泊4日の長崎旅行記全9記事のうちの3記事目です。】
前回の記事はこちら。
今日の予定は路線バスで雲仙方面に行き地獄めぐり。そしてまた小浜温泉に戻ってきて「小浜温泉 ゆのか」に宿泊します。
「旅館 國崎」をチェックアウトしたところで、ポツポツと降り出してきました。今日の天気予報は11時頃から雨の予報。
どのくらい持つかなーといったところ。
まずは、今日宿泊する「小浜温泉 ゆのか」に荷物を預けてから、そこから路線バスで雲仙へと向かいます。
「小浜温泉 ゆのか」までは徒歩10分ほど。海岸線を眺めながら歩きます。天気が良くないので景色はそんなに良くはありません。
昨日はきっと夕陽が見れたんだろうなーと。今日の予想は雨だから夕陽が見れる望みはほとんどありません。
▲煙突や地面など、いたるところから煙がモクモクしていて、さすが温泉地と思わせます。
▲徒歩10分ほど歩くと、ゆのかに到着しました。
正面から入れると思いきや、そこは食事をする場合の入り口。
フロントへ向かうには、横のスロープまたは階段から入ります。
そしてゆのかへ荷物を預けました。
路線バスで雲仙へ
荷物を預けたので、路線バスで雲仙へと向かいます。
出発のバス停は「西登山口」で10:44発です。ゆのかの目の前にあります。誰も待っている人はいません。
口之津行きのバスはスルー。10分ほど遅れて通過していきました。
バス停で待っていると、長崎県営バスの特急バス「雲仙行」が通過しました。
特急バスに乗る手もありました。そうなると、バス停は「山の上」でした。でもしょうがない、おとなしく待ちます。
10:55頃、ようやく島原駅前行のバスが到着しました。やっぱり10分ほど遅れています。バスに乗車していたのは3名ほど。観光客ではありませんでした。
「西登山口」から「雲仙」までは”くねくね道”かつ山道を登っていきます。酔いやすい道です。
でも今日は大丈夫。先程コンビニで「トラベルミン」を買って服用したのであまり心配はしていませんでした。
▲「雲仙」バス停で下車するときには1人でした。自分が降りると乗客が0になっていました。
さて、ここから地獄めぐりを開始です。
雲仙地獄めぐり
バスで来た進行方向に対して右側エリアが地獄めぐりの場所です。
▲ベストポジションに見えるのは富貴屋ホテル。なんと2018年5月に閉館していました。
体調は依然としてあまり思わしくはなく、ゆっくりと歩みを進めます。
雲仙の地獄めぐりは色々と名称がついていますが、入場料金がかかることはありません。無料で巡ることができます。
全体的には硫黄の匂いが少しして、モクモクとしています。
標高が高いのと、小雨が降っていたので、少し肌寒かったです。
観光客は少なく、意外にも閑散とした印象でした。
ゆで卵が食べられるエリアでは、猫が4匹たむろしていました。地面が暖かいのかな。
- 八万地獄
- お糸地獄
- 雀地獄
- 湯けむり橋
- 清七地獄
のように、色々と名称がついています。
お糸地獄。
お糸地獄はゆで卵が食べられるメインエリア。
▲お糸地獄にはゆで卵のおこぼれを狙っている猫がいました。(猫へ餌をあげるのは禁止との看板がありました。)
▲雀地獄はぴちぴちと湧いているのでその名がついたようで、可愛らしく小規模な地獄。
▲雀地獄。
▲湯けむり橋は両脇が地獄になっており、風向きによっては生暖かい硫黄の匂いが一気に吹き付けられ視界が奪われます。
▲湯けむり橋を渡っている最中。とにかく風向きによっては煙直撃で大変でした。
▲清七地獄は道路沿いにある地獄。
▲風向きによっては道路に一気に流れ込み、車を運転している人は超注意が必要です。(右側が道路です。)
歩いていたら体力がなくなってきて、寒さも増してきて焦ってきました。
全然歩くこともできなさそうですし、昼食もがっつり食べられる状態ではないです。
旅館のチェックイン15時までまだ時間があります。
どう時間を潰そうか考え、とりあえず座れて暖かい所として、日帰りで利用できる温泉を探すことにしました。
今いる雲仙バス停から近いところとしては、
- 湯元ホテル(1,000円、露天風呂あり)
- 雲仙スカイホテル(700円、露天風呂・大浴場入れ替え制)
がありました。確実に露天風呂に入れる湯元ホテルに決めました。
湯元ホテルで日帰り温泉
▲湯元ホテル前には足湯があります。自由に利用できます。
▲湯元ホテル入口。右手奥が1階フロントになります。
▲1階フロントで1,000円を払い、エレベーターで2階に進み、階段でまた1階に降りたところに大浴場「天空の湯」があります。
案内ガイドはあったので迷うことはありません。
▲貴重品用のロッカーはあります。無料で利用できますが、100円硬貨が必要です。(ロッカー使用後に返却されます。)
▲脱衣所のかごは割と大きく、リュックも普通に入りました。
男性用のお風呂には、かけ流しの源泉内湯・源泉露天風呂の他に、ジェットバス・サウナ・水風呂があります。まあまあ種類があります。
露天風呂の温泉は白濁色です。いい感じにぬるっとしたお湯でした。景色は空が見えるだけです。座った際に岩を枕にくつろげます。
他に誰もいなかったので、貸切状態で楽しめました。
上がったときに、脱衣場で2名が入ってきました。
▲帰りにロビーでパシャリ。おしゃれな雰囲気でした。
- 時間: 12:00〜17:00
- 料金: 大人1,000円、子供500円
公式ページ 長崎 雲仙温泉 雲仙湯元ホテル【公式HP】雲仙観光の宿泊にオススメ
たら福で昼食
お昼は少し食べられそうになったので、湯元ホテルの近くで探しました。
すぐ近くには「たら福」・「朝日食堂」があり、うどんが食べられる「たら福」に入りました。
▲たら福
店内は2組が利用していました。
▲食べたのは「きつねうどん」550円。
あっさりとした感じでした。
他にちゃんぽんもありました。
(ちゃんぽんを食べる元気はありませんでした。2日目ですが、まだちゃんぽんが食べられていません。)
お昼を食べた後は、バスの時刻表を確認です。現在13:20。
▲雲仙バス停の時刻表を見てみると、諫早駅前行きのバスは、13:00の次は14:55でした。2時間待ち!!
バスは行ってしまったばかりでした。(13:00のバスで戻っても、13:20ごろに西登山口に到着するので結局まだチェックインできませんが。)
▲雨も結構本降りになってきたので、一旦雲仙バス営業所で休憩です。
この後の選択肢は2つ。
- 14:55までずっと休憩
- もう一度地獄エリアに行って、見残したところを探検
トラベルミンを服用してしばらくすると、なんだか歩けそうな元気が出てきたので、もう一度地獄エリアに行くことにしました。
先程は階段を登る気力がなかったので、諦めた箇所があります。
今度はそのエリアにアタックしました。
▲キリシタン殉教地。「聖火燃ゆの碑」
ここは高台になっていて、見晴らしが良いです。折りたたみ傘をさしていたら、風で煽られて危なかったです。
そして展望場所と休憩スペースのような場所。
このあたりにも猫がいました。
更に奥へと進みます。
- 大叫喚地獄
- 邪見地獄
▲大叫喚地獄。
最後の方は大雨になって風も強く大変でした。
またお糸地獄に戻ってくると、今度は韓国人のツアー客で賑わっていました。
時間もちょうどよい時間になったので、バス停へと向かいました。
もう肌寒い肌寒い。
時刻通りバスは到着し、旅行中のおばさまたち3名と一緒にバスへと乗り込みました。
山を下って約20分、行きのバス停と一緒の「西登山口」バス停で下車しました。
雨が降っていますが、日本一長い足湯「ほっとふっと105」を見学しに行きます。
と思ったら、
本日休業
と書いてある。
休業とはどういうことか?雨だから??
なんと、2019年4月22日(月)・23日(火)はメンテナンスで休業でした。
足湯のところはどうなっているのでしょう?
ほとんど温泉が入っていませんでした。
かすかに残っている温泉に触れてみると・・・
めちゃくちゃ熱い
注意が必要です。
▲蒸し釜もおやすみでした。
▲近くにはほっとふっと105の看板が立っており、小浜温泉の仕組みについて学べます。
小浜温泉の源泉は105℃だから、105mの長さの足湯を作ったんですね。
▲湯畑。
▲小浜温周辺の観光マップ。
すぐ近くには海上露天風呂「茜の湯」があります。18時までは大人300円、小人200円で入れます。
▲入口。
▲入浴券・タオル・シャンプーセットは券売機で購入する仕組みです。
18時から24時までは貸切風呂になるようです。(料金は1時間2,000円)
旅館でお風呂に沢山入る予定だったのでここはスルー。海の目の前の露天風呂ということで、晴れていたら夕陽が見えて絶景でしょうね。
▲蒸し釜やも休業していました。
▲海産物直売所。
そして「ゆのか」にチェックインしました。
小浜温泉 ゆのかの宿泊レビューへと続きます。
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