【この記事は、1泊2日の草津温泉旅行記全5記事のうちの2記事目です。】
前回の記事はこちら
今回の草津温泉旅行で宿泊したのは、「草津温泉 源泉・大日の湯 極楽館」です。
この宿を選んだ決め手としては、
- 3つの源泉かけ流しの貸切風呂があって、空いていればいつでも利用可能
- 客室数が5部屋と小規模
- 湯畑から徒歩圏内
といった点です。
この記事では、「草津温泉 源泉・大日の湯 極楽館」に宿泊したレビューを行っていきます。
貸切風呂・客室・夕食・朝食について紹介していきます。
貸切風呂
まずはメインの3つの貸切風呂です。
客室は3階にあり、貸切風呂は1階にあります。
客室から貸切風呂へは、階段を降りて向かいます。エレベーターはありません。
▲1階に降りたら右手へ進み、貸切風呂へとつながる通路のドアを開けて進んでいきます。
▲貸切風呂へとつながる通路
草津温泉 源泉・大日の湯 極楽館には、3つの貸切風呂があります。
▲奥から、「一坪の湯」・「楽(たのし)」
▲「極(きわみ)」
3つの貸切風呂の入口には、それぞれの名称の暖簾がかかっています。
空いていれば、宿泊中はいつでも無料で何回でも利用できます。
空いているかは、入口に掛かってある札の文字で判断します。
▲「只今空いております」の札
▲「只今貸切中」の札
利用するときには、入口にかかってある札を裏返し、「只今貸切中」の文字が見えるようにしておきます。
ドアの内側からは、鍵がかけられます。
一坪の湯
一坪の湯は、3つある貸切風呂のうち、浴室内の広さが一番狭いお風呂になっています。
16:00ごろに利用しました。
▲洗い場のスペースは1人分です。
▲こちらが浴槽。広さは1人分です。体を洗っているときの水しぶきやら石鹸の泡やらがはねて浴槽の手前の方に少し入ってしまいますが、左奥から絶えず温泉が注がれてくるのでそれほど気にはなりません。
温度はちょうど良く、温泉は少しヌルヌルとしていて良かったです。
宿のホームページによると41℃前後だそうです。
硫黄の匂いが少しして、浴槽の壁や側面には湯の花がありました。
色は透明で、泉質は塩化物温泉です。
自家源泉からは毎分100リットルの温泉が湧いているそうで、源泉かけ流しの贅沢な空間です。
▲洗い場には石鹸とボディソープ・シャンプー・コンディショナーがありました。
▲窓が開いているので、外気が感じられました。ただ、外は壁なので、見られるといった心配はありません。
脱衣場についても紹介していきます。
▲脱衣場
▲脱衣場のかご
▲洗面所
▲浴室へつながるドア
また、一坪の湯には脱衣所に休憩スペースも用意されているようでした。
見逃してしまいましたが、一坪の湯の入口を入ってすぐ左の扉を開けると休憩スペースのはずです。
3つの貸切風呂共通項目としては、
- 窓が開いているので、外気が感じられました。ただ、外は壁なので、見られるといった心配はありません。
- 洗い場にはボディソープ・シャンプー・コンディショナー・石鹸がありました。
- 脱衣所にはドライヤー、RAZOR(カミソリ)、綿棒、化粧水、タオルがありました。
極(きわみ)・楽(たのし)についても紹介していきます。
極(きわみ)
3つ並んである貸切風呂のうち、一番右にある極(きわみ)には、夜9時頃入りました。
▲極(きわみ)の浴室内には、洗い場は2つ(シャワーは1つ)あります。
▲洗い場の後ろ側が浴槽になっており、浴槽内は2〜3人入るかなという印象です。
▲脱衣場です。ある程度スペースはあります。
楽(たのし)
3つ並んである貸切風呂のうち、真ん中にある「楽(たのし)」は、夜に散策を終えた後の23時すぎ、そして翌朝にも利用しました。
▲楽(たのし)の浴室内は、洗い場は1つです。
▲浴槽内は2〜3人入るかなという印象です。少し浴槽の深さがあります。
▲脱衣場です。
浴室内の電気が消えていたので電気のスイッチを探したところ、入口(暖簾)の横にありました。
複数人で利用したい場合は、広さ的に極(きわみ)または楽(たのし)を利用すると良いでしょう。
客室
続いて、客室について紹介します。
7〜8畳の部屋のほうが安いのですが、予約時に空きがなかったので、8.5畳の部屋にしました。
この他に10畳の部屋もありましたが、こちらの部屋は1人での宿泊予約は不可でした。
チェックインは14:00からだったので、14:00すぎにチェックインしました。
▲最初、宿の入口がどこなのか迷いましたが、1階のカフェ「カフェ・スパ・ノイエポスト」に入って右手側がフロント受付になっていました。
ご主人に荷物を持っていただき、「カフェ・ノイエ・ポスト」の奥へ進み、靴を脱いでスリッパに履きかえ、階段で客室のある3階へ。
客室は全部で5部屋ありますが、全部3階にあります。
▲こちらが今回宿泊した8.5畳のお部屋。一人で利用するには充分な広さでした。
「一人なのですでに布団は敷いておきました」とのこと。助かります。
これから昼寝しようと思っていたので。
▲広縁はこんな感じ。西の河原通りも眺めることができます。
続いて、部屋のアメニティなどについても紹介していきます。
▲こちらが浴衣と帯と羽織とタオルとバスタオル、と手提げ袋。浴衣は1着でしたが、羽織はなぜか2着ありました。
▲テレビ。
▲こちらがトイレ。予約サイトを見た感じ、ウォシュレット付きではないと思っていましたが、ウォシュレット付きでした。
部屋の入口付近にある冷蔵庫には「草津の水」と書かれた水が入っていたので水分補給にしました。
お茶パックと急須とお湯もありましたが、今回は利用しませんでした。
ピッチャーに入っている水は、冷水のつもりで飲んだら熱かったのでびっくりしました。お茶を入れるときに使う熱湯でした。
▲机には松むら饅頭がありました。美味しかったです。
松むら饅頭は火曜日定休だったので、翌日訪れることはできませんでした。
そういえば、行きのバス(長野原草津口駅〜草津温泉バスターミナル)の後方の広告スペースに松むら饅頭が掲載されていたな、と思い出しました。
外の音やトイレを流した際に配管を流れる水の音や階段の音やドアを開ける音は多少は聞こえます。
騒音とまでは感じないと思います。全然許容範囲です。
自分は音に敏感なタイプなので寝るときは耳栓をしますが。
鍵は2つ渡されます。1つは部屋の鍵で、もう1つは裏口から建物に入るための鍵です。
夜間に1階のカフェの入口が閉まっていても、カフェの右手側にある裏口から入れます。
旅館が西の河原公園と湯畑の間にある良い立地なので、夜の散策にも向いています。
朝は陽射しが差し込んで、広縁が凄く暖かかったです。
館内
最後に館内についても少し紹介します。
▲1階にある湯上がり処
▲3階にある共有スペース。電気ケトルや電子レンジがあります。
今回は、自分の他に2組が宿泊していたように思います。
夕食
夕食をどこで食べようかと散策途中に少し考えていましたが、特に見当たらず。
見つからなければ、宿の2階にある「ノイエポスト」にしようと考えていたので、結局そこへ。
▲宿の客室は3階にあり、2階に降りると直接「ノイエポスト」に入れるドアがあるのでそこから入りました。
18:30頃入店しましたが、お客さんは誰もいませんでした。
テーブル席に座り、特製ビーフカレー(1,580円)と辛口ジンジャーエール(380円)を注文。(※いずれの料金も旅行当時時点)
▲辛口ジンジャーエール
10分ほどで特製ビーフカレーも運ばれてきました。
▲特製ビーフカレー
ごろっとしたビーフが入っていて美味しかったです。普段カレーは甘口を食べるのですが、それと比べると結構辛口でした。
辛口ジンジャーエールは瓶タイプ。文字通り辛さがあって好きな味でした。
朝食
「草津温泉 源泉・大日の湯 極楽館」は、形式上は素泊まりタイプではありますが、朝食は併設の1階の「カフェ・スパ・ノイエポスト」で無料で食べることができます。
朝からカフェとして営業しているので、宿泊客ではないお客さんも利用できる形式です。
旅館の下駄箱から靴を取り出し、靴に履き替え、店内へと入りました。
朝食を食べに来た旨を伝えたら、パンに挟む中身と飲み物を選択します。
パンに挟む中身はベーコン・ハム・ソーセージの3種類から選べるので、ベーコンを選択。
飲み物はコーヒーか紅茶から選べるので、紅茶を選択。この他、サラダとバナナオーレがついてきました。
▲ベーコンサンド・サラダ・紅茶・バナナオーレ
マヨネーズのソースとベーコンとパンがマッチしていて、凄く美味しかったです。このベーコンサンドはまた食べたいです。
バナナオーレは普段飲んだことがなく、不思議な感じがしつつも濃厚な味わいでした。
宿泊客の朝食時間は8時から10時まででした。
まとめ
お風呂は3つの貸切風呂があり、ヌルヌルとした温泉で良かったです。
1人での利用だったので、一坪の湯の浴室のこじんまりとした感じがとても気に入りました。
客室数は5つなので、貸切風呂が埋まっているということも起こりにくいです。
今回宿泊した際は、自分の他に2組宿泊していたと思うのですが、すんなりと入ることができました。
また草津温泉を訪れることがあったら、また泊まりたい宿です。
続いて、温泉街の散策記事です。
- 草津温泉 旅行記①草津温泉まで特急草津と路線バスを利用
- 草津温泉 旅行記②源泉・大日の湯 極楽館 宿泊レビュー
- 草津温泉 旅行記③湯畑や温泉街を散策
- 草津温泉 旅行記④熱乃湯で湯もみと踊りショーを見学
- 草津温泉 旅行記⑤湯畑〜草津温泉バスターミナル〜長野原草津口駅〜上野駅
コメント